こんにちは。
今回検証する料理は「リゾット」です。
さまざまなレシピ、作り方の情報をもとに調べ上げた、美味しいリゾットを作る3つのコツとは、
① みじん切りにした玉ねぎとにんにくを、じっくり炒める
② 米は洗わずに炒める
③ 隠し味に干し椎茸を使う
《理 由》
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① みじん切りにした玉ねぎとにんにくを、じっくり炒める
玉ねぎとにんにくを、きつね色になるまでじっくりと炒めることで、旨みを十分に引き出す。これをリゾットの旨みの軸とする。
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② 米は洗わずに炒める
米が透明になるまで炒めることにより膜を作り、ぱらっとしたリゾットに仕上がる。現在の日本の精米技術はものすごく進歩しており、米の糠や汚れはほとんど無いので、洗わなくても問題は無い。
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③ 干し椎茸を使う
干し椎茸には、グアニル酸という、きのこ類に含まれる旨み成分がずば抜けて多く含まれている。このグアニル酸は、乳製品、野菜などと合わせると味の相乗効果を起こし、旨みが何倍にもなる。
イタリアンでは、ポルチーニというきのこを乾燥させたものをよく使う。これにはグアニル酸が豊富に含まれている。ポルチーニは日本ではなかなか手に入りにくいので、干し椎茸を使うことで旨みの相乗効果を狙う 。
●それでは、3つのコツでリゾットを作ってみましょう!
《材 料》 2人分
米 1合
玉ねぎ 中1/2
にんにく 一斤
干し椎茸 1/2
しめじ 適宜
オリーブオイル 適宜
バター 10g
粉チーズ 大さじ3
●水 2カップ
●固形コンソメ 1つ
●白ワイン 大さじ1
●干し椎茸の戻し汁 大さじ1
●ローリエ 1つ
《作り方》
1.鍋に●の材料を加えて煮立たせて、火を止める。
2.水で戻した干し椎茸、玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。
3.フライパンにオリーブオイルとバターを加えて火にかけ、弱火で玉ねぎとにんにくがきつね色になるまでじっくりと炒める。
4.米を加えて、透明になるまで3分ほど弱火で炒める。
5.スープの半量と、干し椎茸、しめじを加えて煮込んでいく。水分が無くなったらお玉でスープを足して、これを繰り返し、米に少し芯が残るくらいまで20分ほど煮込んでいく。
6.仕上げに粉チーズ、塩、こしょうを加えて味を整える。
さて、できあがりました。お味のほどは!?
旨みがぎゅっと詰まって、たまらなく美味しい!
外はチーズが絡んでふわっと、中は芯が少し残っていて、お米の食感がとてもいい。
みじん切にした干し椎茸は、姿は見えなくなったけれど、旨みと香りがとてもよく、非常に効果的に働いています。
じっくりと炒めた玉ねぎとにんにくの旨みも料理の土台となっていて、濃厚な味を支えています。
リゾットはシンプルだけれど、実に美味しい料理です。具材を変えて、いろいろな応用ができますね。
◎まとめ
美味しいリゾットを作る3つのコツは、
① みじん切りにした玉ねぎとにんにくを、じっくり炒める
② 米は洗わずに炒める
③ 隠し味に干し椎茸を使う
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