
こんにちは。
今回検証する料理は「アジの塩焼き」です。
さまざまなレシピ、作り方の情報をもとに調べ上げた、美味しいアジの塩焼きを作る3つのコツとは、
① 身に塩をふり、冷蔵庫で30分置く
② 塩はフライパンで炒って水分を飛ばしておく
③ グリルの火加減は中火で焼く
《理 由》
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① 身に塩をふり、冷蔵庫で30分置く
魚に塩をふるのは味をつけるためだけではない。塩をふることで魚のたんぱく質が変化して、うまみ成分が増加する。また、塩の脱水作用で生臭みが取り除かれる。
青魚は脂肪が多くて塩の浸透が遅いので、塩を振って30分ほど置くといい。白身魚は10分ほどでいい。
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② 塩はフライパンで炒って水分を飛ばしておく
塩は保管している間に空気中の水分を吸って湿気ってしまう。ふり塩の効果を高めるためには、フライパンで塩を炒って水分を飛ばしておくこと。
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③ グリルの火加減は中火で焼く
家庭用ガスコンロのグリルで焼く場合、強火だと火が強すぎて焦げてしまう。中火で焼くとちょうどいい。
●それでは、3つのコツでアジの塩焼きを作ってみましょう!
《作り方》
1. フライパンを熱して塩を乾煎りする。

2.アジは包丁でエラを取り除く。

3.ぜいごという尾の方にある骨を包丁でこそげるように切り落とす。

4.腹に切り込みを入れて内臓を取り出し、よく洗ってキッチンペーパーで水気をふき取る。

5.火が通りやすいように、身に包丁で切り込みを入れる。

6.塩を高い位置からまんべんなくふりかけて、ざる等にのせて冷蔵庫で30分ほど置く。

7.30分置いたら水気をしっかりとふき取り、ヒレを水で湿らせて多目の塩を付ける(化粧塩)。

8.あらかじめ2分ほど加熱したグリルで、盛り付けて下になる方から中火で両面焼く。強火で焼くと焦げやすいので気をつける。

さて、焼き上がりました。お味のほどは!?

旨みがいつもと違う!これは美味しい!
焼いた身が水っぽくなく、旨味が非常に濃厚です。乾煎りした塩をふって30分置いた効果なのでしょう。非常に美味しいアジの塩焼きが出来上がりました。
少しのコツで料理は変わるものですね。今まで何度となく魚の塩焼きを料理してきましたが、この方法は凄いです。
塩をふって時間を置くという単純な調理には、しっかりとした奥深い理由が隠されていました。このブログを通して、今までの私の料理の常識が次々と打ち砕かれていきます。
◎まとめ
美味しいアジの塩焼きを作る3つのコツは、
① 身に塩をふり、冷蔵庫で30分置く
② 塩はフライパンで炒って水分を飛ばしておく
③ グリルの火加減は中火で焼く
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