こんにちは。
今回検証する料理は、北海道室蘭市のご当地料理、「室蘭やきとり」です。
室蘭やきとりは、鶏肉を全く使わずに豚肉だけを使うユニークで美味しいやきとりです。室蘭市の焼き鳥屋さんで焼き鳥を注文すると、豚肉のやきとりが当たり前のように出てきます。
さまざまなレシピ、作り方の情報をもとに調べ上げた、美味しい室蘭やきとりを作る3つのコツとは、
① 豚肩ロース、玉ねぎを使う
② 豚肉を酒に漬ける
③ 魚焼きグリルで焼く
《理 由》
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① 豚肩ロース、玉ねぎを使う
これが室蘭やきとりの一番の特徴。豚肩ロースと玉ねぎを串に刺したものをやきとりと呼ぶ。
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② 豚肉を酒に漬ける
串に刺した豚肉を酒に漬けることで肉の保水性が高まり、非常にやわらかくてジューシーになる。また、肉の臭みも抜ける。
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③ 魚焼きグリルで焼く
本来は炭火で焼くのだが、家庭では魚焼きグリルを使うことで簡単に美味しい室蘭やきとりが出来る。
●それでは、3つのコツで室蘭やきとりを作ってみましょう!
《材 料》 8本分
豚肩ロースのかたまり 250g
玉ねぎ 中1/2
●醤油 大さじ2
●みりん 大さじ2
●酒 大さじ2
●オイスターソース 小さじ1/2
●はちみつ 小さじ1
●おろしニンニク 少々
練りからし 少々
《作り方》
1.豚肩ロースと玉ねぎを用意する。豚肩ロースが無ければ、バラ肉でも美味しく出来る。
2.豚肉を一口大に切り分ける。玉ねぎは縦半分に切り、更に横半分に切り、くし切りにする。
3.豚肉、玉ねぎ、豚肉の順に串に刺す。これをバットにいれて、酒(分量外)を振りかけて10分おく。
4.●(醤油、みりん、酒、オイスターソース、はちみつ、おろしニンニク)を合わせてたれを作る。
5.串にアルミホイルを巻いて、魚焼きグリルで両面をさっと焼く。この時の焼き加減は、後からタレを塗って焼くので5割程度でいい。
6.フライパンにタレを入れて火にかけ、水分を少し飛ばす。
7.さっと焼いた豚肉に刷毛でタレを塗って焼く。表裏、各2回ほどに分けてタレを塗っては焼く。
8.焼き上がったら皿に盛り付けて、練りからしを添えてできあがり。練りからしをつけて食べるのも室蘭やきとりの大きな特徴です。
さて、お味のほどは!?
やわらかい豚肉にタレがよく絡んで旨い!!
豚肉と玉ねぎの組み合わせが抜群でとても美味しい。長ねぎとは違って歯ごたえがあり、タレと豚肉の旨みをよく吸った玉ねぎは、とてもいいアクセントになっています。
練りからしをつけて食べると飽きが来ない。何本でも食べられます。
この室蘭やきとり、実は私の故郷の料理です。
鶏肉の焼き鳥とは一味違って、実に癖になる美味しさがあります。炭火で焼いた本場のものはまた格別に美味しいですよ!
◎まとめ
美味しい室蘭やきとりを作る3つのコツは、
① 豚肩ロース、玉ねぎを使う
② 豚肉を酒に漬ける
③ 魚焼きグリルで焼く
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