こんにちは、マイルス・スマイルです。
今回検証する料理は「サンラータン」
酢の酸味とラー油の辛味が美味しい中華料理のスープです。
さまざまなレシピ、作り方の情報をもとに調べ上げた、美味しいサンラータンを作る3つのコツとは、
① 酢は調理の仕上げに加える
② 具材に干し椎茸を加える
③ スープに水溶き片栗粉でとろみを付けてから、溶き卵を加える
《理 由》
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① 酢は調理の仕上げに加える
酢の旨み成分は揮発性のものが多く、長く加熱すると風味が飛んでしまう。調理の仕上げに加えてさっと加熱すると酸味が引き立つ。
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② 具材に干し椎茸を加える
干し椎茸には、きのこ類に含まれる旨み成分であるグアニル酸が非常に多く含まれている。グアニル酸は、他の食材の旨み成分である、グルタミン酸、イノシン酸と合わせることで、料理の旨みが何倍にも強くなる。
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③スープに水溶き片栗粉でとろみをつけてから、溶き卵を加える
こうすることで、卵がとてもふっくらとした状態に仕上がり美味しくなる。
●それでは、3つのコツでサンラータンを作ってみましょう!
《材 料》 2人分
・豚バラ肉 80g
・絹ごし豆腐 100g
・干し椎茸 2つ
・竹の子の水煮 適宜
・卵 1つ
●水 500cc
●干し椎茸の戻し汁 100cc
●醤油 大さじ2
●酒 大さじ2
●鶏がらスープの素 顆粒 適宜
●おろし生姜 少々
●塩・こしょう 適宜
●酢 大さじ2
・水溶き片栗粉 片栗粉 大さじ1.5
水 大さじ3
・ラー油 適宜
・青ねぎ 適宜
《作り方》
1.干し椎茸は10℃以上の水で戻すと味を損ねてしまう。冷蔵庫で半日ほど時間をかけて戻すと非常に美味しくなる。
2. 鍋に、水、干し椎茸の戻し汁、酒、鶏がらスープの素、おろし生姜を加えて煮立たせる。
3.煮立ったら、刻んだ豚肉、絹ごし豆腐、干し椎茸、竹の子を加えてさっと煮て、醤油、塩・こしょうで味付けする。
4.火を弱めてから水溶き片栗粉を加えてよく混ぜ合わせ、もう一度火を強めてさっと煮立たせる。こうすることで、スープにしっかりとしたとろみが付く。
5.再び火を弱めて、溶き卵を菜箸で細く回しながら加える。
6.仕上げに酢を加えてさっと煮る。
7.スープを器に盛り付けて、ラー油を加え、刻んだ青ねぎを加えたらできあがり。
さて、お味のほどは!?
酸味と辛味のバランスがよくて、とても深い味わいのスープです!
スープを口にすると酢の酸味が広がり、次にラー油の辛味が広がり、何とも美味しいです。
シンプルな味付けですが、干し椎茸の戻し汁の旨みがよく効いて、深い味わいになっています。
卵もとてもふっくらとした状態に仕上がり、スープにまろやかさを加えています。トムヤムクンもそうですが、酸味と辛味が利いたスープは本当に美味しいですね。
辛さはラー油の分量で、お好みで調節するといいです。
◎まとめ
美味しいサンラータンを作る3つのコツは、
① 酢は調理の仕上げに加える
② 具材に干し椎茸を加える
③ スープに水溶き片栗粉でとろみを付けてから、溶き卵を加える
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