さまざまな定番料理を、包丁を使わず誰にでも簡単に作れるようにアレンジして紹介する企画。
第15弾のレシピは、焼きうどんです。
一般的な焼きうどんは、キャベツ、人参などを包丁で刻み、フライパンで炒めて、蒸しうどんを加えてほぐしながら炒めるので、調理時間が20分くらいかかります。
それを、今回は5分以内で作ります。
美味しい焼きうどんを速攻で作るには、3つのコツがあります。それは、
① ゆでうどんを電子レンジで酒蒸しにする
② キャベツは手でちぎる
③ 仕上げに焦がし醤油で風味をつける
《3つのコツのポイント》
ゆでうどんは、あらかじめ電子レンジで酒蒸しにして加熱することで、炒める時間を大幅に短縮します。さらに、酒の効果でゆでうどんのクセも取れておいしくなります。
キャベツは手でちぎると、時短になるだけでなく、断面積が増えるのでソースが絡みやすくなります。
仕上げにフライパンの鍋肌で醤油を焦がすことで、風味がよくておいしい焼きうどんになります。
〇それでは、5分で焼きうどんを作っていきますよ!
《材 料》1人分
ゆでうどん 1人分
豚こま切れ 50g
きゃべつ 1、2枚
もやし 30g
中濃ソース 大さじ2
和風だしの素 小さじ1/2
醤油 小さじ1/2
酒 大さじ1
塩・こしょう 適量
炒め油 適量
紅しょうが 適量
青のり 適量
時間を計測していきます。
調理スタート!
《作り方》
1.ボールにうどんを入れて、酒を加えて手でよくほぐし、ラップをして500wの電子レンジで2分加熱する。
2.熱したフライパンに油を引いて、豚肉を炒める。
3.豚肉に8割ほど火が通ったら、手でちぎったキャベツともやしを加えて炒め、塩・こしょうで味付けする。
4. 1のうどんを加えて、ソース、和風だしの素で味付けする。
5.鍋肌に醤油を加えて、さっと焦がしたら全体に混ぜあわせる。
6.皿に盛り付けて、青のりをふりかけ、紅しょうがをそえてできあがり。
調理終了!
5分以内で完成しました!
※写真を撮りながら調理したので、実際にはもう少し早くできます。
さあ、美味しい焼きうどんをどうぞ!
電子レンジで酒蒸しにしたうどんが、ふっくらとしてとても美味しいです。これは、スピード料理に限らず使いたい調理法ですね。
うどんは、炒めすぎると表面が溶けてくるので、フライパンに移したら30秒くらいで味付けをして仕上げるのがベストです。
お好みでかつお節をかけたり、粉山椒をふりかけても美味しいですよ!
それでは、次回の包丁いらずのスピード料理もお楽しみに!
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