タラのほのかな甘みが、キムチチャーハンに豊かな奥行きを与えてくれます。
食べ進むにつれてどんどん美味しくなる、満足感が強い一皿です。
〇炒飯大全その9 鱈キムチチャーハン
タラは淡白な味の白身魚で、派手さはないですが味に深みがあり、キムチの酸味ととても相性がいい食材です。キムチ鍋にするのも美味しいですね。
キムチは炒めることで旨みが出ます。炒めたキムチと生のキムチ、この2つを組み合わせることで、いっそう美味しいキムチチャーハンに仕上がります。
〇材料と作り方
《材 料》 1人分
ご飯 200g
卵 1個
タラ 1切れ
白菜キムチ 80g
長ねぎ 10cm
万能ねぎ 1本
オイスターソース 小さじ1/2
顆粒鶏がらスープ 小さじ1/2
塩・こしょう 適量
炒め油 適量
醤油 少々
ごま油 少々
白ごま 少々
《作り方》
1.チャーハンは、始めに全ての材料を準備すると失敗が無くなる。
2.タラの切り身は皮を包丁でそぎ落として、塩をふって10分おく。
3.10分たったら出てきた水分をキッチンペーパーでふき取る。
4.キムチはざっくりと刻む。キッチンばさみを使うと、まな板が汚れなくて楽ちんです。
5.長ねぎはみじん切りに、万能ねぎは小口切りに、タラは1cmほどに刻む。
6.熱したフライパンに油を引いて、タラを中火で炒めて、火を止めておく。
7.ボールで卵を溶いて、ご飯はよくほぐす。
8.熱した中華鍋に油を引いて、卵を加えたらすかさずご飯を加えて、米粒を卵液でコーティングするように炒めていく。
9.ご飯がパラパラになったら、タラ、7割ほどのキムチ、長ねぎを加えてさっと炒め、オイスターソース、鶏がらスープ、塩・こしょうで味付けする。
10.仕上げに鍋肌に醤油を加えて香りを出し、ごま油を加えてさっと混ぜ合わせる。
11.皿に盛りつけて、残りのキムチをのせて、万能ねぎと白ごまをふりかける。
さあ完成です。タラの豊かな風味がたまらないキムチチャーハンをどうぞ!
〇レシピのポイント
1.タラに塩をふって、出てきた水分をキッチンペーパーでふき取ることで、タラの臭みを取りのぞくことができます。
2.キムチは炒めることで旨みが増します。炒めたもの、生のもの、2つを合わせて加えることで、風味豊かなキムチチャーハンができます。
3.パラパラなチャーハンを作るコツは、米粒を卵液でコーティングさせて炒めることです。
〇使用した調理器具、調味料
中華鍋ならこれ!
〇炒飯コラム
キムチチャーハンはチャーハンのジャンルとしては確固たる地位を築いていますね。
豚キムチ、鶏キムチ、ホルモンキムチ、海鮮キムチ..あらゆる食材が楽しめます。
今後は少し冒険をして、レバー、サバ、ホヤなど、癖の強い食材でも試してみようと思っています。
個人的には、ちょっと酸味が強くなったキムチを炒めて食べるのが大好きです。
それでは、次回の炒飯大全もお楽しみに!